ヘアカラー

カラー後の残留薬剤をヘッドスパで解消!詳しくご紹介

ヘアカラーで髪色を変えることによって雰囲気や印象をガラリと変えられますので、普段からよくされているという方も多いでしょう。しかし、カラーをした際に残留薬剤が残ってしまうことがあるのです。そのままにしてしまうと頭皮や髪の毛に対して大きなダメージを与えてしまいます。

そこで今回や残留薬剤について、原因やヘッドスパで解消する方法などご紹介いたします。

1. 残留薬剤とは

ヘアカラーをする際には必ず薬剤を使用します。カラー剤やブリーチ剤、ヘアマニキュアなどが該当します。髪の毛のメラニン色素を脱色し発色させるというのが薬剤の効果となりますが、基本的には髪の毛に対してダメージを与えてしまうものとなるでしょう。発色や脱色をさせるために使用しているため、使用は必要最低限に止めなければならないのです。

そんな薬剤ですが、頭皮などに残ったままになってしまうことがあるのですが、それを「残留薬剤」というのです。

カラーをした後にはしっかりとシャンプーをするので基本的にはきれいな状態となりますが、一部どうしても残ってしまう薬剤があります。髪や頭皮に残ってしまうのですが、見た目にはあまりわからないため気がつかないままになってしまうことも少なくありません。しかし、着実に髪や頭皮に対してダメージを与えてしまうものですので、カラーをした後には残留薬剤が残っていないかどうかしっかりと確認する必要があります。

そもそも残留薬剤をできる限り発生させないためには、サロンカラーにする必要があります。ホームカラーは非常に気軽にできるので利用されている方も多いかもしれませんが、自宅でのシャンプーではやはりなかなか薬剤を落とし切れませんので、残留薬剤が発生してしまいやすいのです。サロンカラーであれば使用するシャンプーも美容院用のものですし、ヘアケアメニューも用意されているのでおすすめです。

2. 残留薬剤によって起きてしまう問題

残留薬剤は、髪の毛や頭皮に対するダメージだけでなくいくつかの問題を引き起こしてしまいます。カラー剤には、髪の毛のキューティクルを開くためのアルカリという成分が含まれています。脱色と発色をするためには髪の毛内部にあるメラニン色素に作用させる必要があるため、髪の毛表面をバリアのように守っているキューティクルを開かなければならないからです。残留薬剤にはアルカリ成分も当然含まれますので、キューティクルが開いたままになってしまうことになります。

そもそも髪内部にダメージを与えないために存在しているのがキューティクルですので、髪の毛が無防備な状態になってしまうのです。また、髪内部に浸透した染料はアルカリによって開いたキューティクルの隙間を抜けられないサイズです。そのため、カラーが定着するという仕組みになっていますが、キューティクルが開き続けることで髪色も抜けやすくなってしまうため、カラーの効果にまで影響を及ぼしてしまうでしょう。

その影響は髪の毛や頭皮を乾燥させやすくもします。また、炎症やかゆみなどの皮膚トラブルの原因にもなってしまいますので、残留薬剤があるというだけで頭皮の環境は劣悪になってしまうといっても過言ではありません。

3. 自分で除去する

残留薬剤はご自身でも除去することが可能です。ホームカラーによって残留薬剤が発生してしまった場合には、そもそもカラー剤が頭皮に付着しないように注意することによって、残留薬剤の発生事態を抑えることが可能となります。ただし、注意していたとしても付着してしまうことはあるので、その際には炭酸水を使用しましょう。

カラー剤は先述の通りアルカリという成分が含まれていますが、炭酸水は酸性となりますので、頭皮などに付着した薬剤に対して炭酸水をかけることで弱酸性へと変化させられるのです。頭皮は本来弱酸性の状態となりますので、正常な状態へ戻せるというわけです。

ただし、炭酸が強すぎるとせっかくのカラーが落ちやすくなってしまうというデメリットもありますので、ペットボトルなどを振って少し炭酸を弱くさせたものを使用すると良いでしょう。

4. ヘッドスパで除去する

サロンカラーとホームカラー、いずれにしても残留薬剤の除去をするためにはヘッドスパがおすすめです。美容院であれば、ヘッドスパメニューをしっかりと用意している場合が多いので、専用の器具などを使用して非常に効果の高い形でのケアをしてもらうことが可能となります。

炭酸水だけでなく炭酸シャンプーなども存在していますので、微炭酸によって頭皮を刺激して血行促進を促しつつ、頭皮を弱酸性にして環境を整えるということができるのはまさに理想的と言えるのではないでしょうか。

その他にもウォーターヘッドスパというメニューもあり、専用の化粧水を頭皮や髪全体に対してかけつつマッサージなどをすることで、残留薬物だけでなく余分な皮脂などに関しても洗い流せます。

美容師の方は、髪の毛や頭皮の状態に対しては豊富な知識を持っているプロです。素人が付け焼き刃で施術を行うより、プロにおまかせしたほうが確実かつ安心して残留薬剤の除去ができるでしょう。また、頭皮マッサージに関しても、ご自身ですと体勢的な事情などで行うことが難しいことも考えられます。美容院であれば美容師の方がしっかりと対応してくれるので、身を委ねるだけで残留薬物のないきれいな頭皮と髪を手に入れられるというわけです。

5. まとめ

残留薬剤は百害あって一利なしといえるものですので、カラーをした後には綺麗サッパリ薬剤を洗い流す必要があります。ご自身でも可能ですが、それよりも美容院でのヘッドスパの方が確実かつ効果的ですので、カラーとセットで行うといいでしょう。

「Le reve」ではヘッドスパメニューに力を入れておりますので、大和市周辺にお住まいの方でカラーをご希望の方は、ぜひ一度ヘッドスパをセットでお試しになってみてください。まずはお気軽にお越しくださいませ。